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前回奥義をマスターしたかと上機嫌であったが、全く浅はかであったことを思い知った。
馬から立ち上がる際に膝で馬を挟むと安定すると持論をもっていたが、今回も試してみると馬がやたら嫌がる。耳を後ろに倒して頭をぶんぶん振る。明らかにおこっているのである。 どうやら敏感な馬らしいのだが、それにしても暴れそうで ふりおとされるのではないかと思った。折り合いが付かないってのはこういうことなのか。 指導員と話してみるとどうも私が膝に力をいれてとじていたこと、踵が馬のお腹に触れていたことが馬にとってストレスの原因らしい。といってもそんなに強く締め付けたわけでもないのにである。 今までのってきた馬は全く嫌がるそぶりはなかった、或は私が気がつかなかったのだが、過敏な馬が私に教えてくれたようである。 馬を挟むと信じていた私にとって根本理論が間違っていたのかと混乱したが、始めて馬の気持ちを考えるきっかけとなり、あれこれ見直してみる。 どうやら膝に力をいれて締めると馬は肩を締めつけられてしまい嫌がるようだ。お腹に踵をべったりつけていると、走れのサインと感じてしまうことがあるようだ。前が詰まっているのに走れと指示を受けたり、走ろうとしついるのに肩を抑えたので怒っていたようだ。 知らず知らずのうちに意味不明なサインを送っていたので嫌われてしまったに違いない。これまで同じ乗り方をしても特に気にしたそぶりを見せない鈍い馬もいたので誤解したままだった。途端に申し訳ない気持ちになった。 ではどうすればよかったか。 常足に戻るのだが、膝の力はぬいてふくらはぎのあたりの柔らかい部分で全体的に包むのがよいみたいです。踵もコツコツお腹につからないように気遣ってあげる。特にデリケートな馬にはやさしく。 相手は動物だということを改めておもいなおした騎乗でした。 続く PR
今日は騎乗(4) 軽速歩 その2です。
昨日のレッスンでようやく開眼したのでその奥義を書きます。 これまでどの本を読んでも立つ座るという感覚が掴めなかったのですが、 ようやくなにか掴めました。私なりの解釈を書きます。 立つ、座るという概念だとつい足に力がはいってしまう。人間、座った状態から立ち上がるときには通常つま先に力が入ってしまうのは道理。すると踵があがってバランスを崩す。つまり悪循環を繰り返していました。 上級者は足(膝から下)が安定しているというらしいけど、無理に立とうとするとうまくいくはずはありません。 又、踵を下げろといわれても無理。 やっぱり 根本的に立つ、座るという表現に誤解がでやすいとおもう。 今回、掴んだものは次のことでした。 まず、 ①鐙にしっかりのるために親指の付け根あたりに鐙を正しく置く。 ②鐙にしっかり体重をかけられるようにする。 頭の中で足と足の間に縄があることをイメージして、両足に均等にしっかり体重をかけて馬の上に乗せる ことをイメージしました。重要なのは足全体でしっかり体重を乗せること。 足首を直角にして、じんわりとしかししっかりと。 ③足の体制ができたら、体が前後にずれないように鐙に体重を乗せてゆくと、結果的に体が起き上がる。 これがすなわち立つということ。馬を挟むと体が前後にずれない。 しつこいけど、一番大事なのは体の体重を鐙に乗せるということ。 ④まずは馬がとまった状態で試す。 ⑤できたら次は常足で試す。馬を膝から下で挟むとやりやすい ⑥いよいよ速歩。 いままでの動きを馬が速歩をするタイミングにあわせるとどうなるか。 馬にお尻を突き上げられたタイミングで、ぐっと鐙に乗る。鐙を下に押し下げるイメージ。 そうすると自然と体が起き上がる。 両の足の裏に均等に体重をのせる。足と足の間に縄があるイメージを忘れずに。 無理に立とうとしないこと。 顎は引いて遠くを見つめる。 胸をはって、自分が思いえがく格好いいポーズにしましょう。すると不思議と自然に体が安定します。 起き上がるときにややお尻を前につき出ところはやや意識的にするとよいです。 (後ろから突き上げる衝撃を前に逃がす) 次はやさしく馬にお尻を下ろすこと。きちんと鐙に体重がのせられていたらできる。 あとは繰り返しできるように練習。 肝心なのは無理に立とうとするのではなくて、鐙に体重をかけて押し下げるイメージです。 できてきたら、よく先生が説明しているように頭の上に本を乗せていることをイメージをして、 体の軸がまっすぐになるようにしてゆくことです。 足に体重をかけることができること=膝から下が安定するということにつながります。 私は体重をかけて立っている時間の方が長くて、座る瞬間だけ力を抜くという動きに感じています。 ちなみに私は6鞍目。通常もう少し時間がかかるとか、慣れるまでしょうがないとか本にはかいてあるけど ちゃんと理解していればもっと早くできると思う。 思ったのは馬の上でいきなり練習しても時間がかかるし、無理だとおもう。 馬から下りた状態でしっかりイメージできることが早道と実感しました。 またひらめいたら追記しまっす。
いよいよ軽速歩(けいはやあし)に入ります。初心者の私が始めに感じている壁です。
軽速歩(けいはやあし)とは、人間でいうところの早歩きよりチョットだけ早いジョギングのようなものです。 人間でもちょっと足の運びが早くなって、体も上下にゆれますよね。 馬でも同じく、馬のスピードが速まって、上下に揺れます。明らかに速くなるけど、慣れればたいしたことありません。 常歩のときのように馬にどっかり跨っていると、揺れにともなってお尻に1,2 1,2と振動を感じます。テンポでいうと、1秒間に2回くらい。このまま座っていると、お尻も痛いし、馬にとってもつらいことになります。 馬からの振動を上手に減らすため、1のタイミングで馬から突き上げられた瞬間に押されるようにボヨンと立ち上がり、2の終わりのタイミングで馬にそっと腰掛けます。 (1) 目線 まっすぐ遠くをみつめること。馬の頭をみていると猫背になってしまうので注意。 猫背になると前のめりになり絶対立てません。かならず遠くをみること。 (2) 姿勢 胸はる。腰をそってよい姿勢にする。自分でおもっているより後ろに傾いている感じがまっすぐです。 (3) 二の腕 姿勢をよくしているので体の横。脇は締めましょう。 (4) 手 へそのあたりの高さで手綱を持つ。立ち上がったタイミングでそのままにしていると手綱を引っ張って しまい、ブレーキをかけてしまいます。なので馬の背びれにくっつけておくくらいのつもりが良いでしょう。 立ち上がると同時に手は下げる。 (5) 手綱 短くもってはります。手綱を短く持つことで 馬の頭が上がり体が安定します。 (6) お尻 馬のゆれにまかせて前後。1のタイミングで押し出されるので、立つ時はお尻を前に。 (7) 足 足首を直角にして、かかとはかならず下げる。立つ時もかかとは下げたまま。 (8) 股、膝 馬を挟みながら立つ、座るをおこなう。しっかりふくらはぎではさむことで体が安定し、立つ事ができます。 筋肉痛になります。 (9) ムチ まだ私はムチはもっていませんので、詳しくわかりませんが、手綱と一緒に手で持つようです。 (10) イメージ これまで立つ、座ると月並みなことをいってきましたが、上に向かって立つ、座るをすると馬の前に進む 動きに負けてしまいます。立つときは馬の動きに合わせ前方に斜めに立つイメージのようです。 たつときにはかかとをさげて、スキーのV字ジャンプの姿勢をイメージしています。 あまり足に力をいれず、ふくらはぎで馬をはさみ、馬に押されながらボヨン、ボヨンと前に向かってたつと うまくいきました。 タイミングが合えば、お尻もいたくないです。 尚、私は今のところふくらはぎではさむのを長時間していると足がフラフラになります。 やっぱり筋力不足?もしくはへんな力がはいっているのでしょうかね。 また、軽速歩をやりながら、手綱のコントロールなどはまだまだです。
いよいよ歩くにはいります。
ここからはまだ勉強中なので、間違っているかもしれませんがまた判ったことがでてきたらUpします。 馬がノロノロ歩くことを常歩(なみあし)と呼びます。このときはどっかりと腰を馬の背に下ろして馬にまかせています。ここまでは体験乗馬でもできました。 (1) 目線 まっすぐ遠くをみつめること。馬の頭をみていると猫背になってしまうので注意。 (2) 姿勢 胸はる。腰をそってよい姿勢にする。自分でおもっているより後ろに傾いている感じがまっすぐです。 (3) 二の腕 姿勢をよくしているので体の横。脇は締めましょう。 (4) 手 へそのあたりの高さで手綱を持つ。 (5) 手綱 少々はるようです。ダランとしていてもいいのですが、スピード調整や、左右に曲がるときにつかうようです。 こちらはまだ勉強中。 (6) お尻 馬のゆれにまかせて前後。力を抜いて。 ジョーバに乗っている感じをイメージ。 (7) 足 足の指の付け根に鐙をかける。足首を直角にして、かかとはかならず下げる。これは大事。 ひざはリラックス。 (8) 股、膝 馬を挟む。はさむことで体が安定します。 これが日常生活ではない動きなので始めは慣れません。 私はバイクにのっていたことがあるのでその感覚にとても近いです。 なお、翌日筋肉痛になりました。 (9) ムチ まだ私はムチはもっていませんので、詳しくわかりませんが、手綱と一緒に手で持つようです。 次はいよいよ軽速歩(けいはやあし)へ。
騎乗について覚えたこと その①です。
(1) まず馬に乗る準備 手綱を首にかけて、首のあたりで左手に持つ。鐙を馬の背からおろす。 (2) 馬にのる 鐙に左足をかける。次に左手に手綱と馬の鬣の辺りをつかみながら、背に跨る。このとき体を馬に寄せているとよいようです。少々高さがありますが、意外と簡単に這い上がれます。 (3) 馬具の調整 右、左足のどっちからでもよいけど、鐙から足をはずす。はずしたら少し前に置いておく。やや体はのけぞるけど、落ちないので問題なし。 足をはずしたほうの蔵を少しひっくり返すと、腹帯がある。左手でベルトを締める。締め加減は締めた後、指が1,2本程度、突っ込める程度、結構きつくしっかりしめる。 できたら次は鐙の調整。鐙のベルトを伸ばして長さを調整する。思ったよりも長め。足をブランと伸ばして鐙がくるぶしのあたりにくるようにあわせるとよい。どっかり座ってしまうという感じではなく、足が伸びている状態に近いように思います。そのほうが立ち易いようです。 ようやく準備完了。つぎはいよいよ歩くへ。 |